ビジネスシーンの時計とは!?
上司から「その腕時計はビジネス向きじゃ無いね」って言われたら…ちょっとイヤですよね。
あなたは自分の腕時計がどう見られているか少し気になっていませんか!?
教科書的な答えではなく時計の販売をしていた経験から本音でお答えします。
腕時計のデザインやスタイルは色々あります。
例えばフォーマル、スポーツ、ミリタリーなどが代表的なデザインですが、スーツに合わせて良いのは!?
私はデザインではなく光沢感が大切だと考えます。
ビジネス向きの時計に見られるポイントは「時計本体やベルトに多少の光沢感があること」です。
スーツに合わせるには光沢感が必要
スーツには上品というイメージが大切で、このイメージを表現するのに光沢感が必要なのです。
ーー腕時計の光沢感とは?
腕時計の仕上げ方法には大きく分けて2種類あり、
- 鏡面仕上げ(ミラー仕上げ)
- 艶消し仕上げ(ヘアライン仕上げ)
に大きく分けることができます。
腕時計のサイドやベルトの一部が輝くように仕上げてあるのは、上品なイメージを演出するためなのです。
光沢感が強い時計(ミラー仕上げが多い)
★スーツに最適
一例)セイコー ドルチェSADZ123
出典「SEIKO」
このセイコードルチェはフォーマルなモデルなので、光沢感が強くスーツなどを引き立てるようなデザインとなっています。
ベルトも多くのパーツで構成されており上品なデザインと光沢があります。
光沢感の無い時計(ヘアライン仕上げが多い)
★スーツに合わせにくい
一例)シチズン プロマスターBN0121-51L
出典「CITIZEN」
このような金属に細かな筋目を入れて光を反射しにくくしてある仕上げの腕時計は、スポーツ感やカジュアル感が強くなります。
光沢感がない時計は無骨なイメージになります。
もちろん素材がプラスチックなどの時計はスーツには不向きです。
部分的に光沢感の有る時計(部分的なミラー仕上げ)
★スーツにもOK
一例)セイコー ダイバースキューバSBDC051
出典「SEIKO」
この腕時計は完全にスポーツタイプのデザインなのですが、本体サイドやベルトの一部がミラー仕上げになっており光沢感がでています。
一部分だけでもミラー仕上になっていれば上品なイメージになります。
最近のスポーツタイプの腕時計の多くは、このように一部にミラー仕上げを入れてビジネスシーンでも使いやすいようになっています。
また、サイズが大ぶりな腕時計でも光沢感があれば無骨ながらも上品なイメージになります。
腕時計のデザインやサイズ
現在の腕時計デザインはビジネスシーンでの合わせやすさも考えられており、スポーツやミリタリータイプの腕時計でも光沢感がある仕上げがされています。
なので、ビジネスシーンにスポーツやミリタリータイプが全く向かないことはありません。
サイズは大きめでも大丈夫です
現在では本体幅40mm以上の少し大きなサイズの時計が主流になっており、最近のトレンド”GPSウオッチ”のように本体幅45mm前後の大きな腕時計も増えています。
ワイシャツなどの袖口に収まりにくいサイズなのですが、とくに違和感は感じないと思います。
ここまで読んで頂いた方へ
ここまで読んで頂きましてありがとうございます。
あなたは「自分の腕時計がビジネス向きなのか、スーツに合っているのか!?」少し心配していたと思います。
上記の解説のように”部分的でも光沢面のある腕時計”なら、スーツにも合わせやすいので心配ありません。
自信を持って使って下さい。
腕時計に光沢面が無い、でも買い替えも出来ない方へ
メタルケース(金属製)の本体の腕時計ならベルトだけでも革ベルトに交換してみましょう。それだけでイメージが上品になるはずです。
私もダイバーズウォッチを市販の革ベルトに交換して、スーツに合わせて使っています。
いかがでしょう、ベルト交換するだけで大きく印象が変わります。
ぜひお試しください。参考記事「時計ベルト交換で、時計を好みのスタイルに!」
しかし、腕時計本体がプラスチック系の腕時計は、やはりビジネスウオッチとしては向いてないので買い替えを検討しましょう。
最後に
ビジネスウオッチという言葉自体がやや古めかしく感じますが、腕時計やネクタイなどはあなたの印象を演出する小道具としての役割は今も昔も変わりません。
なぜなら、初対面の相手の印象を腕時計やネクタイなどを見て勝手に決めてしまうことも多いのです。
「この人はこだわり派だ、この人は知的な感じがする」など、知らずしらずに相手を分析してしまうものです。
なので、あなたを演出する小物としての腕時計をしっかり選びましょう。
おすすめの腕時計
▼スーツに最適
▼スーツにも合わせやすい
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