巨匠クリストファー・ノーラン監督の名作『インターステラー』で出てきた時計、通称「マーフウォッチ」が2019年5月に発売されました。
映画の小道具としてよく使われるハミルトンの腕時計ですが、このモデルは小道具というよりも映画の鍵を握る大切な役割をもっている時計と言っていいでしょう。
インターステラーファン垂涎の腕時計。
初回2,555本は映画の重要なワンシーンを表現したスペシャルボックスになっていました。
カーキ フィールド マーフ オート
42mmケースにハミルトン定番のH-10ムーブメントを搭載したクラシカルなフェイスの腕時計。
じつにハミルトンらしく、心地よいアンティーク感が漂っています。
そしてこの”マーフウォッチ”の最大の魅力といっていい秒針なのですが、映画のクライマックスシーンの言葉「Eureka(分かった!)」がモールス符号でプリントされています。
たぶん実際に動いている状態では確認ができないと思いますが、それがまたいいんです。このモデルは映画『インターステラー』へのオマージュ的な一本であって、大げさなロゴなどは必要としていません。
このサプライズ的な秒針の装飾がファンにはたまらないハズ。
公式サイト→カーキ フィールド マーフ オート
映画のラストシーンにて
映画のラストシーンで「幽霊は俺だったんだよ」と娘のマーフに言うのですが、「知ってたわ」と微笑みながら答えるマーフの腕にはこの時計がしっかり着けられていました。
まだ『インターステラー』を観ていない人はぜひ観てみてください。SFですが家族愛あふれるストーリーとなっていて誰にでも楽しめる一本だと思います。
あとがき
このマーフウォッチはコブラ針になっていたり、アンティークのような蓄光になっていたりしてカーキシリーズの中でも風合いがあり映画ファンだけでなく楽しめる一本といっていいでしょう。
ハミルトンの腕時計は映画の小道具として多く採用されていますが、ここまで重要な役割をもっていることはありませんでした。ハミルトンファンの方は必見の映画です。
この記事の写真の出典は「HAMILTON」公式サイト及び公式サイトからのメールからとなっています
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