2019年も残すところあと数週間、今回は一年を振り返って私がヘビロテした腕時計3本+αをご紹介します。
もう販売終了した時計やモデルチェンジをしている時計もあるので購入の参考にならないモノもありますが、時間がよろしければご覧になってみてください。
SEIKO「ツナ缶」sbbn017
まず1本目はSEIKOダイバーズウオッチの通称「ツナ缶」と呼ばれるモデル。
本格ダイバーズウォッチですが、私はウレタンベルトからレザーストラップに変えていてアウトドアなどで使ったことはありません。
いわゆる”デカ厚時計”ですがスーツからカジュアルまで服装を気にせず愛用しています。
この一年ではこのモデルを着けていることがいちばん多かったです。ただし真夏はやや暑苦しいのとレザーストラップに汗染みができるのがイヤなのであまり出番はありませんでした。
この時計の気に入っているポイントは、なんと言っても特長的な丸っこいデザイン。
ベルトを付けるラグという部分がほとんど見えない造りなので、まるで缶詰のツナ缶を腕に着けているように見えることから「ツナ缶」と呼ばれるほど個性的なデザインとなっています。
デザインに好き嫌いはあると思いますが、本物のツールを普段使いするという贅沢な楽しみもある腕時計、なのにそんなに高額な時計でないのも良いところ。
本格スペックのダイバーズウォッチですが量販店などの割引価格では10万円前後となっているので、こだわりがあって個性的な腕時計を探しているひとにはイチオシです。
*モデルチェンジされているので現行モデルは時分針のデザインなどが違う場合があります
レザーストラップに交換する方法もご紹介しています、このツナ缶の雰囲気が気になるひとはぜひ参考にしてみてください。
⇒セイコー「ツナ缶の革ベルト交換」の注意点とポイントまとめ
「簡単にスペック紹介」
- 300m飽和潜水用防水
- 高トルク型クオーツ
- 外胴プロテクター採用
- 横幅47.7mm
と本格ダイバーズスペックを持った腕時計です。
正確な品番はSBBN017、このモデルは数年前にモデルチェンジされ現在は時分針がスマートなデザインに変わっています。

このツナ缶が本当に気に入っていてます。デザイン、サイズ、スペックなどすべてにおいて不満ナシ!
nordgreen「Philosopher」
2本目のヘビロテしていた時計は、2019年の2月頃に手に入れたnordgreen(ノードグリーン)のPhilosopher(フィロソファ)というモデル。
まだ知らない人も多いと思いますが、このnordgreenというブランドは2017年に北欧デンマークで設立されたばかりの若い時計ブランドです。
いわゆるファッションウォッチというカテゴリーに入る時計と言っていいでしょう。
時計好きの人はファッションウォッチに興味がない人がほとんどだと思います。じつは私もこのnordgreenに出会う前まではファッションウォッチには全く興味はありませんでした!(笑)
時計販売をしていたこともあり「2~3万円の時計なんてどれも同じで面白みがない」ってずっと思っていました。じっさいに2~3万円の時計はどれもデザインに尖ったところも無いし、ケースのエッジ部分などの処理も曖昧で綺麗だと感じたことがありませんでした。
でも、このnordgreenはデザインの深みと丁寧な造りが他のファッションウォッチとまったく違っていたんです!!
最初にネットで見た時は「デザインが繊細な時計だな」くらいにしか思わなかったのですが、ちょっと気になってnordgreenの公式サイトで色々調べてみるとデザインがなぜ繊細で緻密なのかがすぐに分かりました。
よくあるファッションウォッチは「ロンドンの新鋭デザイナーが…」とか「北欧のテイストを活かして…」などと紹介されていますが、
このnordgreenのチーフデザイナーは、あの高級オーディオBang & Olufsen(バング&オルフセン)や高級老舗家具Cappellini(カッペリーニ)などのデザインを手がけたヤコブ・ワグナーさん。
彼は世界屈指のプロダクト・デザイナーでニューヨーク近代美術館をはじめ世界各地の美術館にも作品が収蔵されているくらいの一流プロダクトデザイナーなのです。
それを知って「そりゃー他のファッションウォッチとデザインが一味も二味も違うわー」って納得しました!
2~3万円の時計なのに、まさか著名なプロダクトデザイナーがデザインしているなんて思いもしてませんでした。
それからnordgreenに完全にハマりました(笑)
私が愛用しているのはいちばんシャープなデザインのPhilosopherとういモデルです。ふだんはメッシュストラップを付けていることがほとんどですが、夏場は別売りのNATOストラップに着け替えてヘビロテしています。
nordgreenは簡単にストラップ交換が出来るようになっているので、私は数本のストラップを揃えていてコーデや気分によって交換して愛用しています。
レビュー記事⇒ノードグリーンの時計がめちゃくちゃイイ!時計好きが本気レビュー!
ちなみに購入は2019年現在はAmazonか公式オンラインストアのみになります。割引クーポンが利用できる公式オンラインストアがお得!
*nordgreenにあまりにもハマってしまいnordgreen専門ブログ「nodo-mani.com」を作ってしまいました。すべてのモデルのレビューやお得なクーポンなどをご紹介しています。
「簡単にスペック紹介」
- 日本製ムーブメント使用
- 素材:316L ステンレス
- 防水:3気圧防水
- 保証:2年間保証
- 簡単にストラップ交換可能(別売り)
- 価格:2~3万円(ストラップにより変動)

nordgreenはお手頃な価格の時計ですが年代を問わずおすすめできます。決して高級ではありませんが上質な造りで満足感の高い時計です。
↓こちらでチェックしてみてください。

SEIKO逆輸入ダイバーズウォッチSRP043
3本目のヘビロテ時計は逆輸入されたSEIKOのSRP043、通称「スポーク」と呼ばれるダイバーズウォッチです。(この時計は現在は販売されていません)
このモデルはSEIKOの逆輸入時計のなかでも高級路線のモデルとなっていて、生産数の少ない4R15ムーブメントが採用されています。
購入したのは10年前くらいで、価格は3~4万円くらいだったと思います。
この時計の良いところは頑丈な造りなのでとにかくガンガン使えるところ。200m防水なのでゲリラ豪雨でも気にせず使えるので台風シーズンはもっぱらこの時計を使っていました。
デザインがゴツイだけでなく時計の重さも190gくらいある重戦車みたいな時計です。
とにかく雨や力仕事、汚れる可能性のあるとき(年末の大掃除)は大活躍してくれる頼もしい一本!もちろんデザインもめちゃくちゃ気に入っています。
とにかくラフに時計を使うときはコレ!(笑)
「簡単にスペック紹介」
- 200m空気潜水用防水
- 機械式時計(4R15ムーブメント)
- 逆輸入ダイバーズ
- 生産完了モデル

とても信頼感があるので、ガンガン使いたい日はコレに決めています。
番外編nordgreen「Pioneer」
さいごに番外編でこれからヘビロテしそうな一本をご紹介します。
それは私が今いちばんハマっている時計ブランドnordgreenの新作クロノグラフ『pioneer(パイオニア)』です。
ややふっくらとしたケースにシンプルな文字盤、ワイヤーラグをイメージしたクラシカルなデザインのラグなど雰囲気がとにかく抜群!
このpioneerは、クロノグラフにありがちなミリタリーイメージやパイロットモデルのような細かな表示などは一切ありません。
とてもリラックスした印象のクロノグラフで、かなりお気に入りの一本です。
2019年10月に発売になったばかりのnordgreenの最新モデルで、文字盤のカラーやケース色、ストラップなど組み合わせ自由となっています。
私はシルバーケース×白文字盤にダークブラウンのレザーストラップを組み合わせにしました。
やや大きめ42mmサイズでフチまで広がるガラスは贅沢にサファイアガラスが採用されています。なのに29,000円と手頃な価格なのがスゴイ!(価格は写真のレザーストラップとの組み合わせの場合)
たぶんこれからはこのpioneerをヘビロテすること間違いなし!
「簡単にスペック紹介」
- 日本製ムーブメント使用
- 素材:316L ステンレス
- ガラス:サファイアガラス
- 防水:5気圧防水
- 保証:2年間保証
- 2019年新作モデル

かなりのお気に入りモデルです。とにかくリラックスした雰囲気が◎
サブブログでレビューしています⇒ノードグリーン『パイオニア』絶品のクロノグラフに大感激!【新作レビュー】
↓こちらでチェックしてみてください。
Nordgreen公式サイトはこちら
あとがき
時計が好きで何本も持っていますが、やっぱり服装やシーンなどで着ける時計がある程度決まってきます。
私はスーツでも大きなダイバーズウォッチ「ツナ缶」を着けることが多いのですが、誰かから何か言われることはありません。
たぶん腕時計に興味があるひとが本当に減っているんだと実感しています。
だからこそ好きな時計を思いっきり楽しもうと思っています。
それと以前はメカニカルモデルや高スペックモデルばかりに興味があったのですが、最近は”楽しい”と素直に思える時計もいいなーって変わって、見栄をはるより着けていてリラックスできる時計を楽しむようになりました。
また来年はガラッと変わっているかも知れませんが(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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