今回はトレンドに左右されず一生モノとして選びたくなる、トラディショナルで小ぶりな腕時計5本をご紹介します。
この数年はカジュアル化が進んでいて腕時計もスポーティーなモデルを中心に人気となっているので、ダイバーズウォッチやミリタリー系の腕時計は何本ももっているけど「フォーマルな腕時計って持ってなかった」って人も意外と多いんじゃないでしようか⁉︎
でも「そろそろネクタイをビシッと締めて大人のお洒落を楽しみたい」って、そんな気分の人も増えていると思うので、今回は上品な装いをさらに格上げして見せてくれる腕時計を厳選しました。
予算は頑張らないと厳しいと思いますが30万円まででセレクトしてみたので、「いま一生モノの腕時計を探している」って人は時計選びの参考にしてみてください。
SEIKO:キングセイコー『SDKS021』
1本目はSEIKOの中でもトラディショナルなシリーズ、キングセイコーからSDKS021をご紹介します。
出典:seikowatches.com/jp-ja/
本当に綺麗なスタイルで、スマートって言葉がぴったりな腕時計。
全体的に見るとシンプルですが、ソリッドなケースにシックなメタルブレスが合わせられていてモダンクラシカルなスタイルに仕上げられています。
今回ご紹介しているモデルは2023年の新作で、写真では分かりにくいのですが文字盤は黒ではなくてアースカラーのチャコールブラックになっていてになっているのが特徴。
時分針にはビンテージカラーの蓄光が入っており、カジュアルなテイストもプラスされていて『トラディショナルで、ちょっと今どき』そんな絶妙なバランスになっているのが良いですね。
フォーマルにもカジュアルにも着けやすく年代を問わずおすすめできる一本。
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅38.3㎜
・ガラス:ボックス型サファイアガラス
・防水:10気圧防水
スペックも大満足!使いやすいロングパワーリザーブのメカニカルムーブメントに傷の付きにくいサファイアガラス、安心の10気圧防水とまず不満が出ることは無いと思います。
サイズは小ぶりな38.3㎜、この大きさならワイシャツの袖口にも収まりが良くてビジネスシーンにも自信を持って着ける事ができますね。
ちなみにストラップが簡単に着け外しできるようになっているので、交換用のレザーストラップを買っておけば秋冬はレザーストラップみたいな使い方も簡単にできるのも嬉しいところ。
SEIKOらしい清潔感のあるスタイルに小ぶりなサイズで、”ちょっと余裕のある大人感”が素敵なんですよねー♬
Grand Seiko:Heritage Collection『SBGX261』
2本目は知らない人はいないと思いますが、Grand Seikoの定番モデルSBGX261をご紹介します。
出典:grand-seiko.com/jp-ja/
このモデルはグランドセイコーの中でもいちばんスタンダードなモデルで、定番のデザインに世界最高峰の9Fクオーツの組み合わせになっており本当の意味でグランドセイコーらしい腕時計と言っていいでしょう。
デザインのポイントとしては時刻の見やすい多面カットの時分針やアプライドのインデックスが合わさっており、上品さや上質さが伝わってきます。
またザラツ研磨された歪みのないケースの光沢もキラリとした硬質の輝きになっており、”コーデをグッと格上げして見せてくれる”そんなところも人気の理由なんでしょうね。
・ムーブメント:9Fクオーツ
・サイズ:幅37㎜
・ガラス:サファイアガラス
・防水:10気圧防水
スペックについては世界最高峰と言っても良い9Fクオーツにサファイアガラス、10気圧防水と普段使いに最適なスペックになっています。
正統派のスタイルに小ぶりなサイズが合わさっていて、まさに大人の腕時計って感じ。
でも、意外とカジュアルな服装にも合わせやすいのも良いところで、とにかく一本の腕時計でオンもオフも自信を持って楽しみたいって人にイチオシ。
それとグランドセイコーって男性ウケが凄く良くて、話のきっかけにもなるので営業職の人や人と良く対面する職業の方は選んで損はないと思います。
やっぱりグランドセイコーって着けていてテンションの上がる腕時計なので、選んで間違いないと思います。
Longines:フラッグシップ ヘリテージ『L4.795.4.78.2』
3本目はスイスの老舗時計ブランドLongines(ロンジン)からフラッグシップ・ヘリテージをご紹介します。
出典:longines.com/jp/p/
とても味わい深いクラシカルなスタイルですよね!
ただし「今のカジュアルな時代に使いやすい?」と聞かれると、少し上品過ぎて使いにくいと感じる人もいるかもしれませんね。
でもそんなトレンドと関係のないクラシカルなスタイルが「自分なりの一生モノを選びたい」って人には最高の腕時計なるのだと思います。
「クラシカルで良い腕時計を身につけたい」って人にイチオシ!
ゴールドの配色も嫌味にならないくらいで良いアクセントになってくれるし、6時位置のスモセコにカレンダーの配置もちょっと変わっていて趣味的な楽しさもあるのも良いところだと思います。
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅38.5㎜
・ガラス:サファイアガラス
・防水:3気圧防水
スペックも高精度ムーブメントやサファイアガラスなど満足度の高いスペックとなっています。
一つ気になるとすると3気圧防水なので、日本の高温多湿な夏場はちょっと使いにくいかもしれませんね。
個性のあるスタイルにロンジンという通好みなブランドイメージ、「人とは違うモノを長く愛用したい」って人におすすめです。
SINN:Instrument Watches『556』
4本目はドイツの時計ブランドSINN(ジン)から556をご紹介します。
出典:sinn-japan.jp/
まさにツールといったソリッドなスタイルですよねー!
このモデルはいわゆるパイロットウォッチにあたるので、正確にはフォーマルな腕時計とは言えませんが、シンプルなスタイルなので今の時代ならフォーマルなシーンに着けていてもそんなに場違いな感じにはならないと思いご紹介しました。
サイズも小ぶりな38.5㎜で、手元をグッと引き締まった印象に見せてくれるのもおすすめポイントの一つ。
時計にあまり詳しくない人だったらこの556を見てスタンダードな腕時計に見えるかと思います。それくらいシンプルでスマートなスタイル。
今どきのビジネスコーデにも相性の良い腕時計でドレス過ぎない腕時計を探している人におすすめの一本です。
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅38.5㎜
・ガラス:サファイアガラス
・防水:20気圧防水
高精度ムーブメントにサファイアガラス、オーバースペックな20気圧防水と所有する満足度の高いハイスペックな一本。
ただし、ジンという時計ブランドのネームバリューがそこまで高くないので、人から「良い時計買ったねー」って言ってもらいたい人ならグランドセイコーやロンジンの方が良いかもしれません。
良くも悪くもジンというブランドらしい腕時計で、ハマる人はめちゃくちゃハマるはず。
ボーム&メルシエ:Hampton『10670』
最後は個人的にも欲しいと思っているBaume & Mercier(ボーム&メルシエ)のハンプトンをご紹介します。
出典:baume-et-mercier.com/jp/ja/
とてもスマートでレクタンギュラーと言うスタイルも優雅な感じがあって、まさに”大人な腕時計”って感じですよねー。
好き嫌いはあると思いますがリラックス感もあって、”自分のスタイルを大切にしている”そんな感じに見せてくれる腕時計だと思います。
「どんなコーデにも合わせやすい?」と聞かれると、やはりあまりにもラフなコーデだとチグハグな感じにはなってしまうかもしれませんがジャケットにデニムみたいな大人カジュアルなスタイルに着けるだけでグッとスタイリッシュに見せてくれる、そんなお洒落な腕時計に違いありません。
・ムーブメント:クオーツ
・サイズ:幅27.5㎜
・防水:5気圧防水
ムーブメントはクオーツなので、あまりメンテナンスに気を使わなくていいのが良いところ。
ただ5気圧防水なのでゲリラ豪雨や台風のときだけは気をつけた方がいいですね。
このハンプトンはレクタンギュラーと言うスタイルなので、どんなシーンでも使いやすいって感じでは無いので、一生モノだけどメインではなくてサブの腕時計って感じかもしれませんね。
歳を重ねた大人がちょっとお洒落をしてサラッと着けてたらめちゃくちゃ格好良いと思います。
キレイめなコーデが好きで、「デニムやレザージャケットなどもお洒落に着こなしたい」って人には、刺さる腕時計だと思います♬
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この記事はYouTube動画を元に作成しております。
動画ではもっと詳しく解説しているので宜しければチェックしてみてください。
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