【SEIKO】元時計屋の独断と偏見で選ぶPROSPEXベスト5！

今回は元時計屋が独断と偏見で選ぶ、SEIKO『PROSPEX』ベスト5をご紹介しようと思います。

PROSPEXはSEIKOの中でも人気シリーズで、スタイリッシュなモデルから個性的なモデルまで幅広くラインナップされているので「どれを買うか迷っている」って人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

まったく個人的な好みでのベスト5ですが、宜しければ時計選びの参考にしてみてください。

ベスト5！：アルピニスト『SBDC091』

まずベスト5はアルピニスト『SBDC091』を選びました！

出典：seikowatches.com/jp-ja/

SEIKOアルピニストは何回もマイナーチェンジをしながら売れ続けているロングセラーモデルで、グリーンとゴールドのコントラストだったり、簡易方位系の内転リング、クラシカルなアラビア数字のインデックスなど個性とクラシカルさが絶妙にバランスしたスポーツウォッチ。

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このSBDC091はマイナーチェンジで、ロングパワーリザーブの6R35ムーブメントが採用され、またこの一つ前のモデルでは無かったカレンダーのサイクロップレンズが復活したりと個人的にはベストバランスのアルピニストだと思ってます。

サイズもアンダー40㎜の39.5㎜とやや小ぶりになっていることで上質な印象になっていて、スポーツウォッチなのに上品な印象なのが良いところ。

 

ベスト4！：スピードタイマー『SBER005』

そしてベスト4は7月発売予定のスピードタイマー『SBER005』です！

出典：seikowatches.com/jp-ja/

これはまだ実物を見たことも触ったことも無いんですが、公式サイトの写真を見て直感的に「コレは欲しいかも！」っとなったので選びました。

ちなみにこのデザインでレギュラーモデルが2タイプ、限定モデルが2タイプの計4モデルが発売になります。

デザインどうですか？独特の世界観ありますよねー！

このクロノ針が独立した配置になっているデザインは20年前に人気となっていたキネティッククロノグラフ通称キネクロを彷彿とさせるスタイルで、マニアックな腕時計が好きな私の心にグサグサと刺さりまくっています笑

参考：1999年発売キネティッククロノグラフ
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公式サイトの写真を見ると文字盤内のダイヤルそれぞれに独立した立体のリングがあしらわれていて、そのリングに影が落ちて立体感だったり奥行き感を上手く演出しているのも素晴らしい。

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これは早く試着してじっくりと見てみたいですね。

本当に最近のSEIKOのラインナップにワクワク感があってサイトを見てると欲しいモノが増えてヤバい。ヤバい。

このSBER005はちょっとクセのあるデザインで好き嫌いはあると思うんですが、大人がファッションアイテムとして楽しめるそんな腕時計だと思います。

今の空気感にぴったりなカジュアルテイストの腕時計で”自分のスタイルを楽しんでいる”って感じが凄く良い。

 

ベスト3！：マリーンマスタープロフェッショナル『SBBN049』

ベスト3はSEIKOダイバーズウォッチのレガシー的な存在、マリーンマスタープロフェッショナル『SBBN049』を選びました！

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ツナ缶と言うニックネームで呼ばれているダイバーズウォッチで、ゴロっとした丸いフォルムが特徴のいわゆるデカ厚の腕時計。

世界的にも人気が高く、私が時計販売をしていた時もツナ缶を着けて働いていたのですが、海外から来られたお客様から「おーツナ！」ってよく声を掛けられたのを覚えています。

ツナ缶は知っているけど試着はした事ないって人も多くいると思いますが、ちょっと気になっているならぜひ一度試着してみてください！絶対に欲しくなると思います。

スペックのサイズを見ると「うわデカ！」ってなると思うんですが、縦の長さが無いので着用感も良いし、時刻も見やすく使い勝手は想像以上に良いと感じると思います。

この独特のデザインと超本格ダイバーズスペックが合わさったツナ缶のようなダイバーズウォッチは他のブランドで探そうとしてもまず見つけることが出来ないので、デザインや雰囲気が気にいったら買って間違いありません。

 

ベスト2！：ダイバースキューバ『SBEJ009』

ベスト2はどっしりとした重厚感のあるダイバースキューバ『SBEJ009』を選びました！

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1968年発売のダイバーズウォッチを現代的にアップデートしたスタイルに、GMTをプラスして趣味的な要素を上手くプラスしているのが凄く良いところ。

グリーンダイヤルにゴールドの差し色が入って、何となくリラックスした感じにも見えるのが良いですよねー。

GMT針がチラッと見えるだけで印象が大きく変わり、大人っぽく上品に見えるのが良いですね。

ガチガチのダイバーズウォッチじゃなくて”肩の力を抜いた大人感”があって、サラッと着けて楽しむのにちょうど良いそんなダイバーズウォッチだと感じました。

スペックもバランス良くて特に不満になるところもありません。サイズもダイバーズとしたら標準的な42㎜で誰にでもおすすめできます。

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ジャケットスタイルとかキレイめコーデに合わせたい、大人の雰囲気なところが良い。

 

ベスト1！：ダイバースキューバ『SBDC101』

独断と偏見で選ぶベスト1はダイバースキューバ『SBDC101』です！

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じつはこのSBDC101をベスト1にするかめちゃくちゃ迷いました。

SEIKOプロスペックスのベストセラーモデルなので知っている人も多くて、マニアックな時計が好きな私らしくないセレクトだと自分でも思うんですが、はじめて試着した時のドキドキ感がとにかく印象的で、このSBDC101の幅40.５㎜という小ぶりなサイズのダイバーズウォッチがめちゃくちゃ新鮮に見えたんですよねー。

本当に「うわ！ちっさ」って感じで、まるでドレスウォッチみたいなスマートなスタイルにビックリしました！

こんなにスマートなデザインとサイズ感なら大人が気軽にダイバーズウォッチを楽しむのにぴったりだなーって思っていて、もし自分が初めて10万円オーバーの腕時計を買うならこの腕時計を選ぶだろうなって思ってベスト1に選びました。

とにかくスマートでスタイリッシュ。しかも主張しすぎないところも良くて、個人的にはほぼ完璧なスタイルかも？って思ってます。

スペック的には至って普通のダイバーズスペックなんですが、それで必要十分。

時分針はちょっと太めなペンシルタイプで大人っぽいし、ほんの少しデザイン的な秒針も遊び心的な存在になっていて良い感じ。

サンレイ仕上げのグレーダイヤルはかしこまったビジネスシーンでも上品に見せてくれるし、Tシャツにデニムみたいなラフなコーデも格上げして見せてくれるし凄くバランスが良い腕時計。

ケースもスマートなフォルムでペラペラのNATOストラップと合わせても違和感なく収まるのも好きなところで、ストラップ交換でイメチェンして楽しむのにも最適な一本。

・Instagramより引用

はじめて時計を買うって人から時計マニアまで、それぞれのスタイルで楽しめる腕時計じゃないかな。

独断と偏見のプロスペックスベスト1はSBDC101でした！

 

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