今回は10万円で買えるのにストーリーがあって時計談義に花が咲く、そんな大満足な腕時計5本をご紹介しようと思います。
腕時計を誰かに自慢する必要はないんですが…、
でも、男ってやっぱりこだわりのあるスペックだったり隠れたストーリーがある腕時計が好きだし、気の知れた仲間とファッションだったり、靴だったり、時計だったりあーだこーだとワイワイやってる時間が楽しいんですよね。
なので、予算はあまりないけど「こだわり感のある腕時計を買いたい」って思っている人は時計選びの参考にしてみてください。
SEIKO:アルピニスト『SBDC147』
一本目はSEIKOの隠れた人気シリーズ『アルピニスト』からSBDC147をご紹介します。
出典:seikowatches.com/jp-ja/
デザインはスッキリとしていてるのですが、でも、どこかクラシカルな感じもあると思いませんか?
このモデルは1959年に発売されていた初代アルピニストの復刻デザインになっており、クラシカルさと現代的スタイリッシュさを合わせ持ったスタイルが特徴。
1959年発売:初代アルピニスト出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/1959-alpinist-recreation/
今どきのカジュアルなビジネスシーンから、大人カジュアルなコーデを楽しむプライベートまで幅広く使える腕時計となっています。
出典:seikowatches.com/jp-ja/
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅38㎜
・ガラス:カーブサファイアガラス
・防水:20気圧防水
スペックは価格以上と言って良いくらいハイスペック。
風合いのいいカーブサファイアガラスや、どんなときでも安心な20気圧防水なのも心強い。
アクティブに使える現代的デザインのスポーツウォッチで、上品なコーデにサラッと着けると格好良さそうなスタイルに仕上がっています。
SEIKOの腕時計なんだけど、知る人ぞ知るって感じのポジションなのもおすすめポイントです。
SEIKO×チックタック:コラボモデル『SZSB006』
2本目はSEIKOと時計専門店チックタックのコラボモデルSZSB006をご紹介します。
出典:neuve-a.net
スタンダードなデザインにちょっとクラシカルな文字盤デザインが合わさって、いかにも時計好きが好みそうな通好みなスタイルに仕上がっている一本。
このモデルは時計専門店チックタックが35周年記念としてSEIKOとコラボして発売したモデルのバリエーションの一つで、2019年に35周年記念モデルを発売したんですがあっと言う間に売り切れてしまうほど人気となり、記念モデルのバリエーションとして後継モデルが販売されるようになりました。
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅40㎜
・ガラス:ハードレックス
・防水:10気圧防水
スペックは決してハイスペックではありませんが、味のあるメカニカルムーブメントが搭載されているので所有する満足度は高いと思います。
ガラスはハードレックスで防水は安心の10気圧防水。55,000円とは思えないコスパの高い一本です。
SEIKOのロゴが入っているのにSEIKO公式サイトを見ても載ってないコラボモデル、そんな知る人ぞ知るな腕時計が楽しい♬
CITIZEN:プロマスター『NB6021-17E』
そして3本目はCITIZENの隠れた人気モデルNB6021-17Eをご紹介します。
出典:citizen.jp/
凛としたスマートなダイバーズデザインで、日に焼けた人がサラッと着けてたらめちゃくちゃ格好良いラギットなスタイルの腕時計。
このモデルはCITIZENの過去モデル『チャレンジダイバー』をオマージュしており、デザインやスペックを現代的にアップデートしたダイバーズウォッチで『フジツボダイバー』というニックネームで呼ばれているのが面白いところ。
そのニックネームの由来は、このモデルのベースとなった1977年発売のチャレンジダイバーがオーストリアの海からフジツボに覆われた状態で見つかったのですが、なんと!その腕時計が動いていたって逸話から付けられたニックネーム。
凄いですよね!そんな驚くようなストーリーもあり、このモデルは国内だけでなく海外の時計ファンにも人気となっているのが嬉しいところ。
・ムーブメント:メカニカル(8振動)
・サイズ:幅41㎜
・ガラス:サファイア
・防水:200m潜水用防水
スペックはハイスペックな8振動メカニカルムーブメントを搭載、ガラスは傷の付きにくいサファイアガラス。
防水は本格ダイバーズスペックの200m潜水用防水とスペックには文句の付けようがありません。
これで96,800円はバーゲンプライスだと言って良いと思います。
めちゃくちゃコスパが高いし面白いストーリーもあるし、なんと言ってもスタイリッシュなデザインがイイ!
SEIKOファンの私でもイチオシできる、そんな一本。
UNDONE:『AQUADEEP SIGNAL ORANGE』
そして4本目はカスタム時計ブランドUNDONE(アンダーン)からAQUADEEP SIGNAL ORANGEをご紹介します。
出典:undone.co.jp/
どうですか?
好き嫌いはあるかも知れませんがソリッドなスタイルのデカ厚ダイバーズウォッチで、ラギットなフォルムに鮮やかなオレンジのストラップが合わさって、何となくですがメゾンブランドの腕時計を想像させるようなリッチな雰囲気もある、そんな腕時計。
じつは私も愛用していて、今年の夏はこのAQUADEEP SIGNAL ORANGEで思いっきり楽しもうと思っているんです。
ちなみにアンダーンはカスタムが楽しめる時計ブランドになっていて、私は文字盤にテキスト追加をしてオリジナル感を楽しんでいます。
・ムーブメント:メカニカル
・サイズ:幅43㎜
・ガラス:サファイア
・防水:500m防水
スペックがとにかく凄い!
ムーブメントは定番のNH35aムーブメントですが、ケースはグレード2の純チタンケース製だしガラスはサファイアガラスとハイスペック。
そして防水は何と500m防水!しかも特殊な飽和潜水に対応のヘリウムエスケープバルブ付きと完全にオーバースペック。
でもそれが所有する満足感に繋がるし、何と言っても着けていて楽しい。
着けていて、楽しい、それが一番。
デカ厚でハイスペックなダイバーズウォッチ。それにちょっとリッチなイメージのあるグレーとオレンジのコントラストが格好良い!
じっさいに愛用していてやっぱりテンション上がりますね。本当に楽しい!めちゃくちゃ大満足してます。
Hamilton:カーキフィールド メカ『H69439931』
そして最後はHamiltonからスタンダードなミリタリーウォッチのカーキフィールドメカをご紹介します。
出典:hamiltonwatch.com/ja-jp/
デザインのベースは大戦中のミリタリーウォッチでツールとしての時刻の見やすさだけでなく、操作のしやすい大きめなリューズなどデザインに通好みなテイストがある一本。
ともすると子供っぽく見えがちなミリタリーウォッチですが、サイズを小ぶりな38㎜に抑えてあり”本物のミリタリーウォッチ”をイメージさせているのが上手い。
出典:hamiltonwatch.com/ja-jp/
ラギットなスタイルですがどこかリラックス感もあり、大人の余裕を感じさせるのも良いところ。
・ムーブメント:メカニカル(手巻き)
・サイズ:幅38㎜
・ガラス:サファイア
・防水:5気圧防水
スペックとしては手巻きのムーブメントがいいですね!ちょっと考え事をしながらチキチキゼンマイを巻いている、そんな仕草も格好良い。
着ければ着けるほど自分のモノになっていくそんな腕時計。
個人的なイメージでは大戦中のウィリスジープを想像させ、素朴な作りだけど頼りになる相棒みたいな感じのある腕時計だと思っています。
ウィリスジープ
出典:jeep-japan.com/
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