【人と違うからこそ優越感があって楽しい!】
ロレックスやオメガって高い腕時計だけあって、パッと見ただけで「良い時計している!」って感じがプンプンしますよね⁉コーデを格上げして見せるアイテムとしてもぴったりだし、着けるだけで気分を上げてくれるのも高級時計の良いところの一つ。
でも今回はそんなメジャーブランドじゃなくて、「それ格好いい時計だね!でもどこのブランドなの⁉」って聞かれるような”ちょっとマイナーでも格好いい腕時計”を厳選しました。
だってモノにこだわるなら”希少品”とか”あまり知られていない”ってことも選ぶポイントになりますよね!
人と違うから優越感もあるし、”自分のスタイルを楽しんでいる”って見えるのもいいところ。
なので今回は独断と偏見で選んだ知る人ぞ知るおすすめの腕時計4本をご紹介します!
Longines『スピリット Zulu Time』
Longinesは決してマイナーブランドではありませんが、腕時計に興味がないひとが多い現在では誰でも知っているわけでも無く”隠れた逸品を選んでいる”感じがあるのでセレクトしました。
今回ご紹介するのはLongines(ロンジン)から2022年新作として登場したGMTモデル『スピリット Zulu Time』。
ちなみにZulu Time(ズールータイム)と言うのは航空界で広く用いられている協定世界時(UTC)のことで、このモデルのGMT機能を表すために付けられいるのでしょう。
このスピリットZulu Timeは空・陸・海を開拓してきた先駆者が愛用してきたパイロットウォッチやミリタリーウォッチなどをイメージしてデザインされており、視認性に優れた文字盤デザインやオーソドックスなケースフォルムが特長。
ややクラシカルな印象もありビジネスシーンのスーツからデニムなどのカジュアルなコーデまで、幅広く合わせやすそうな大人顔の腕時計となっています。
ムーブメントはCOSC認定クロノメーター『L844.4』で、パワーリザーブも約72時間あり実用性も抜群。
サイズは好みが分かれそうな幅42mmとやや大きめですが、カタログ重量164.6gと重すぎることもなく着用感は悪く無さそうです。
「一生モノの良い腕時計が欲しいけど同僚や友人と被りたくない」ってひとにイチオシ。
舶来高級腕時計の価格が年々上昇しているので今が手に入れるチャンスかも⁉
「ちょっとマイナー腕時計」と書きながら最初にご紹介したのが老舗時計ブランドのLongines…。時計好きなひとには「えっ?超有名ブランドじゃん」って絶対に言われると思いますが、時計販売をしていた経験からすると一般的なひとにはあまり知られていないというのが正直な実感。
「聞いた事あるかも?」くらいの絶妙な立ち位置のLonginesなら、隠れた逸品を選ぶ”通好み感”を楽しむことができるはず♪
Laco『PILOT Frankfurt GMT Schwarz 』
次にご紹介するのは時計好きなひとでも知らないひとが多い、ドイツの時計ブランドLaco(ラコ)からおすすめモデルをご紹介します。
Lacoは1925年にドイツのプフォルツハイムで設立された時計ブランドで、第二次世界大戦時にはドイツ空軍へパイロットウォッチを納品していた実績のある歴史のある時計ブランド。
現在でもパイロットウォッチを中心にラインナップしています。
今回、Lacoからは2020年レッドドット・デザイン賞(プロダクトデザイン部門)を受賞したPILOT Frankfurt GMT Schwarzをご紹介します。
このPILOT Frankfurt GMT Schwarzはコクピットの計器を想像させるパイロットウォッチに現代的なスポーティースタイルを融合させたデザインが特長。
GMTベゼルが内転リングになっており、2クラウンになっているのが面白い。
また青く縁取りされた時分針やオレンジ色に塗られたGMT針がいいアクセントになっており、武骨な雰囲気の中に程よい遊び心がプラスされている。
ラギットなコーデに上質なヌケ感を出してくれそうな一本。
サイズはやや大きめの43mmケース。時分針やインデックスにはスーパールミノバが施されており暗がりでの視認性も抜群!
ナイロン製のNATOストラップが付属しており、ファッションに合わせてイメージチェンジして楽しめるようになっているのも◎
上質なパイロットウォッチを普段使いする”大人の贅沢感♪”って雰囲気がとてもいい。
私がめちゃくちゃ気になっている一本。
「パイロットウォッチは格好良いけどミリタリーテイストが強すぎる」ってひとに、Laco(ラコ)のPILOT Frankfurt GMT Schwarzがイチオシ!上質なモダンクラシカルな雰囲気が◎
ドイツブランドってもの通好みなイメージがあって所有する満足度をグッと高めてくれます。
TISSOT『SEASTAR』
おすすめ3モデル目は老舗時計ブランドTISSOT(ティソ)の人気モデル『SEASTAR』です。
このTISSOTも時計好きにはメジャーブランドになりますが、一般的にはややマイナーな時計ブランドと言ってもいいと思うのでセレクトしました。
TISSOTの人気モデルSEASTARはカラバリも豊富で自分の好みに合わせて選びやすいのもおすすめポイントの一つ。また価格も10万円前後と手を出しやすいのもgood!
このSEASTARは1950年代に発表された“TISSOT SEASTAR”の名を受け継ぐモデルで、スマートなデザインとスペックの高さで人気モデルとなっている。
防水性能の高さだけでなく、POWERMATIC 80という最長80時間のパワーリザーブを誇るメカニカルムーブメントを採用しているのが人気となっている理由の一つ。
とてもコスパの高いモデルなのでサブの腕時計としてだけでなく、時計に興味が出てきて「はじめて機械式時計を買う」ってひとにもおすすめ。
やや大きめな43mmサイズですがスタンダードなデザインなので目立ちすぎるコトもなく、今どきのTシャツにジャケットみないなビジネスカジュアルからTシャツにハーフパンツなんて真夏のラフな服装まで合わせやすそう♪
このSEASTARの堅牢さを表しているような骨太な時分針も格好良く、シンプルでありながらタフさを感じさせる良いデザインに仕上がっている。
でもこの腕時計を格好良く見せるには、筋トレが必須かも⁉
日焼けしている肌にめちゃくちゃ似合いそうな腕時計!ラギットなケースデザインに上品な5リンクブレスという組み合わせが絶妙。
オン・オフ共に使いやすそうなので時計初心者にもおすすめ、手の届きやすい価格も◎
ABOUT VINTAGE『1954 GMT GREEN TURTLE』
上記3モデルをご紹介しましたが「時計にかける予算はそんなに無いよ!」ってひとも多くいらっしゃると思うので、最後は5万円以内で買えるお手頃価格の腕時計をご紹介します。
ABOUT VINTAGE(アバウトヴィンテージ)は2014年に設立されたばかりマイクロブランドで、主にオンラインストアでの販売がメインとなっている。
時計業界的に見ればABOUT VINTAGEはまだまだ未知数な若い時計ブランドですが、嫌みのないクラシカルデザインと造りの良さがあり元時計屋の私が自信を持っておすすめします。
今回ご紹介するのは『1954 GMT GREEN TURTLE』
このモデルはABOUT VINTAGEで人気の「TURTLE文字盤」を採用した2022年SSの最新作。
TURTLE文字盤はウミガメの甲羅をイメージしたスクエアのエンボス加工をされているのが特長で、文字盤に奥行き感を出すだけでなくクラシカルな雰囲気も上手く演出している。
深いグリーンに時分針のゴールドカラーがリッチな印象で格好良い!またGMT針のオレンジが良いヌケ感になっているのもお気に入りポイント。
ビンテージウォッチを現代風にモディファイしたようなデザインが新鮮!やりすぎ感が無くどんなファッションにも合わせやすい大人顔の腕時計。もちろん造りも丁寧。
またABOUT VINTAGEは購入時に付け替え用のストラップ1本を無料で選べるのも良いところの一つ。NATOストラップやラバーストラップを選んでおけば、いつものファッションをアップデートして楽しめること間違いなし!
「ちょっと気分を上げてくれる時計が欲しい」ってひとはぜひ一度このモデルをチェックしてみてください!!本気でおすすめ。
いまトレンドのラグスポなテイストを楽しめるおすすめの一本。私も愛用中♪
ABOUT VINTAGEは若い時計ブランドだがクラシカルなデザインを中心に大人が本気で楽しめるモデルが多数ラインナップされている。
レビュー記事
あとがき
現在は「腕時計をしなくてかまわない」ってひとも増えており、友人や同僚と腕時計についてアレコレと話をしたり時計店にウィンドーショッピングしに行くなんてことはめちゃくちゃ少なくなっていると思います。
SNSやネット記事ではロレックスやオメガ、さらにはAPやランゲなど雲上時計の紹介記事を見ることは多いのですが、ちょっとマイナーな時計ブランドってほとんど紹介されていないと思って今回の記事を作成しました。
セレクトしたモデルに関しては完全に個人の好みなので、価格やイメージにひらきがあるのですがどれもビジネスカジュアルや今どきの大人カジュアルな服装に合わせやすいと思い選びました。
「ちょっと気分を変えたいなー(ちょっとモテたいなー)」って思って腕時計を探しているひとの参考になれば幸いです。
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