【予算25万円】元時計屋がおすすめする腕時計3本の組み合わせはコレ！

今回は最近になって腕時計が気になりはじめて「良い腕時計を揃えたい」と考えている20代30代の方に向けて、元時計屋の私がセレクトした腕時計3本の組み合わせをご紹介しようと思います。

予算は3本で25万円と時計初心者の方には少しハードルが高いと思いますが、この組み合わせなら身だしなみに気をつけたい冠婚葬祭から今どきのややカジュアルなビジネスシーン、そしてリラックスしたプライベートまで自信を持って腕時計を楽しめると思います。

腕時計は手元を飾るだけではなく、その人の雰囲気やその人の心遣いを表すようなアイテムなので腕時計に予算を掛けても絶対に後悔することはありません。

もちろん一度に3本まとめて買うことはありませんが、腕時計をシーンに合わせて選ぶイメージが何となく出来れば時計選びがしやすくなると思うので、ぜひ一度チェックしてみてください。

SEIKO：プロスペックス『SBDC101』

まず最初はメインとなる腕時計で、今どきのビジネスシーンやプライベートで使いやすいスマートなスタイルのダイバーズウォッチSEIKOプロスペックスのSBDC101をご紹介します。

出典：seikowatches.com/jp-ja/

スポーティーな印象のダイバーズウォッチですが、パッと目を引く大げさな装飾などが無くとても上品で上質な腕時計で、スポーティーでありながらドレスの要素も上手くミックスさせた大人のスタイルに仕上げられています。

このモデルはSEIKOのファーストダイバーと呼ばれる1965年に発売されたダイバーズウォッチでがベースになっており、ややクラシカルな雰囲気もあり着ける人の年代を選ばないのも良いところ。

スマートでスタイリッシュな腕時計なので手元を引き締めてみせてくれて、スーツやジャケパンスタイルなど大人のコーデをグッと格上げしてくれるのが嬉しい。

もちろんスポーティーなダイバーズウォッチなのでTシャツにデニムといったラフなコーデにも最適な腕時計。

所有する満足感の高いSEIKO定番のメカニカルムーブメント搭載。ガラスは傷の付きにくいサファイアガラス、そして防水はダイバーズスペックの200m防水なので突然のゲリラ豪雨でも安心して使えるのがいいですね。

さらにこのモデルが人気となっている理由の一つがストラップ交換でイメチェンが楽しめること、メタルブレスを外してレザーストラップだったり夏にぴったりなNATOストラップに交換しても収まりが良く、自分好みのスタイルにして楽しめることで個性を演出したり季節のコーデに合わせて腕時計のイメージを変えて楽しむ、そんな事もしやすい腕時計になっています。

■ストラップ交換してイメチェンを楽しんでいる方も多い。（写真のストラップは市販品）

出典：hodinkee.jp/

スマートなスタイル、そして味のあるメカニカルムーブメント搭載、さらにファッションや着けるシーンに合わせてイメチェンも楽しめる、そんな大満足な腕時計。

初めて良い腕時計を買いたいって方なら、まずはこのSEIKOのベルトセラーモデルSBDC101を検討してみるのが良いと思います。

 

TISSOT：ジェントルマン『T1274101605100』

かしこまったビジネスシーンや重要な商談など「ここは失敗できない」という時にはスポーツウォッチより、やはりスタンダードで薄型の腕時計の方が印象が良いは間違いありません。

なので2本目はスイス老舗時計ブランドTISSOTから、欧州的なスタイリッシュさを持ったスタンダードウォッチ『ジェントルマン』をセレクトしました。

出典：tissotwatches.com/ja-jp/

このジェントルマンはドレススタイルの腕時計ですが”真面目すぎて古臭い”そのようなイメージはまったく無く、正統派のスタイルですがスタイリッシュさも感じさせるそんなバランスのとれたデザインになっているのでセレクトしました。

カジュアル化が進んだ現在では毎日着けるメインの腕時計というよりサブ的な腕時計になると思い、メンテナンスにあまり気を使わなくても良いクオーツモデルをセレクトしています。

大切なビジネスシーンや冠婚葬祭などかしこまったシーンでも自信をもって着けれるのがこの腕時計の良いところ。

スペックもまとまっていて日常使いに最適。

サイズは幅40㎜とほど良い大きさ、厚さも8.5㎜と薄くなっておりワイシャツやジャケットの袖口に邪魔になることもありません。

このモデルを2本目に選んだ理由としてはシックなデザインでレザーストラップの腕時計だから。

お洒落を楽しむなら毎日同じ腕時計ってのは何か味気ないですよね⁉︎

職場などで同僚から見られる場合でも、普段はキラリと光るスポーツウォッチをしているのに「あれ？今日は上品な革バンドの腕時計なの？」って感じでコーデやその日の気分で腕時計を変えて楽しんでいるって見える、そんなコーデにコントラストを付けるアイテムとしても活躍してくれると思います。

 

CASIO：G-SHOCK『G-5600UE-1JF』

そして3本目は、もっとリラックスしたプライベートタイムに使って欲しい腕時計を組み合わせてみました。

CASIOの大定番G5600をご紹介します。

出典：casio.com/jp/

このモデルは映画「スピード」で主役のキアヌリーブスが着けていたことでスピードモデルと呼ばれ、何十年にもわたり人気となっているベストセラーモデルのバリエーションの一つになります。

デザインは至ってシンプルで、スクエアなスタイルがいかにも昔ながらのデジタルウォッチを感じさせるのも味があって良いですよね。

年代を問わず人気のG-SHOCKですが、この5600のクラシカルなスタイルは子供っぽく見える事もなく”ラフに使えるツール感”があって40代50代と歳を重ねた大人の方にも楽しんで着けて頂けると思いセレクトしました。

サマーシーズンだと友人達とキャンプでワイワイとバーベキューをしたり河原で花火を楽しんだり、そんなときにはTシャツにハーフパンツにビーサンなんてリラックスした服装が一番しっくりきますよね⁉︎

なので、そんなリラックスしたシーンにはこの5600の素朴な感じがドンピシャなんです！

キメすぎない方がいい、そんなプライベートタイムに楽しみたい腕時計。

この5600シリーズには電池式、ソーラー時計、ソーラー電波時計などバリエーションも豊富にあるので予算に合わせて選んでみるのが良いと思います。

今回は一例としてソーラームーブメント搭載のG-5600UE-1JFのスペックをご紹介します。

価格も手頃だしソーラームーブメントなので電池交換などメンテナンスも気にしなくて良いのでとても使いやすいと思います。

 

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