【誰でもできる小物撮影のコツを紹介!】
TwitterやInstagramなどで趣味的に腕時計の写真をアップして楽しんでいるひとも多いのではないでしょうか。
需要があるか分かりませんが腕時計を格好良く撮影するコツを少しずつご紹介しようと思いますので、よろしかったら参考にしてみてください。
今回は「余計な映り込みを消す撮影テクニック」をご紹介します。
物撮り用語「映り込み」とは?
まずはじめに「映り込み」について解説します。
時計にはケースやガラス、ブレスなど反射する部分が多数あり、そこに周りの風景やモノが写ってしまいスッキリとした写真にならないケースが多くあります。
そこで時計に余計なモノが写ってしまう背景にパネルなどを立ててスッキリと見せるテクニックが映り込みを消すという撮影テクニックになります。
やり方はとても簡単で、白や黒のボードを反射する方向に立てればいいだけ。
一例をご紹介すると、
普通に撮影すると時計に近くのモノが写ってしまい何となくごちゃごちゃした印象になってしまう場合があります。
そこで白のパネルを近くに立てて撮影すると、
このようにケースサイドがシャープに見えて、腕時計のフォルムを引き立てて撮影することができました。
またこのカラーボードには黒色もあって、私はガラスの映り込みを消すのによく使っています。
全部ではなくほんの少し反射を残すと臨場感のある写真になるのでおすすめ。
またコントラストを高めたい場合も影になる方に黒のパネルを立てて意図的に暗く映るようにすることもあります。
カメラで撮影する場合、グッと近寄って撮影すると指が映り込んでしまうケースが多いので、出来れば三脚を使って撮影することをおすすめします。
三脚がなくてカメラを持って撮影すると指が写り込んでしまうときがありますが、その場合は手袋をはめて撮影するのも有効なテクニックです。
この撮影方法で注意することは光が回りすぎるとコントラストが低下してボヤっとしたイメージの写真になってしまうので、慣れるまではパネルを立てる位置を調整して何パターンか撮影してみてください。
今は安く物撮り用の撮影BOXも販売されていますが、同じようなトーンの写真ばかりになりがちなので自然光を使って撮影した方が面白い写真が撮れるでしょう。
またその日の天候によって時計の雰囲気が違って写るのもいいところです。
私は100均のパネルを愛用しています♬
私はブログなどの写真をよく撮影するので撮影用として100均のパネルを活用しています。
ダイソーに売っている「カラーボード」というモノでポリスチレンという素材でできていて、軽いのとサイズ感がいいので小物の撮影にぴったりなんですよ!(注:ダイソーの大型店にしか売ってないかもしれません)
撮影するときにはパネルの後ろにペットボトルを置いて立てています。パネルがすべってしまう場合は輪ゴムを下に置いてすべり止めにすればOK!
また屋内で撮影するならリストショットでも有効に使えます。
胸の前で持つようにすれば、ネクタイの柄やロゴTの文字が写り込むのを防止することもできます。
パネルを自作してもいいのですが材料費や手間を考えるとダイソーのカラーボードを使うのが良いと思います。
私の物撮り作品
カラーボードを使って撮影した一例をご紹介します。
あとがき
腕時計の撮影テクニックに需要があるかどうか分かりませんが、よろしかったら参考にしてみてください。
不定期になりますが他の物撮りテクニックもご紹介する予定です。
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