SEIKOファンの元時計屋がおすすめする、CITIZENのめちゃくちゃ良い腕時計5本！

今回は元時計屋でバリバリのSEIKOファンの私が「コレは絶品！」と思っているCITIZENの腕時計5本をご紹介しようと思います。

国内には時計ブランドの大手のSEIKOとCITIZENがあって、ブランドイメージや腕時計のデザインのテイストによってどちらかのブランドが特に好きって人も多いと思います。

正直に言うと私はめちゃくちゃSEIKOファンなんですが、シチズンの腕時計のラインナップの中でもコレはめちゃくちゃイイな！ってずっと思っている腕時計があるのでご紹介します。

CITIZENファンの方だけでなく、SEIKO派の方もぜひ一度チェックしてみてください。

＊この記事は私のYouTube動画をブログ記事にしています。記事の最後にYouTube動画のリンクをご用意しておくので宜しければご覧になってください。

アテッサ『AT8040-57E』

はじめにご紹介するのはシチズンのメインシリーズと言ってもいいアテッサのロングセラーモデル『AT8040-57E』

出典：citizen.jp

このモデルは、デザインが良いのは当たり前でとにかく雰囲気が良い一本。

スッと伸びた針がスマートだし存在感もある、それにクロノグラフをイメージさせる文字盤デザインも格好イイ。

このようにクロノグラフを想像させる多軸（針がたくさんある文字盤）の場合は、何となく子供っぽくなってしまう場合が多いのですが、シックに仕立ててあるのが本当に素晴らしいと思います。

しかも、このAT8040はケースのエッジやブレスに程よく光沢感を入れてドレスな印象を絶妙にミックスさせているところもめちゃくちゃ上手い！

それにリューズやボタンをケースフォルムに馴染ませたり、エンドピースに縦に長い2本のパーツを入れることで、スタイリッシュなイメージをプラスしているのもデザインの隠れたポイント。

出典：citizen.jp

実物は写真よりもっと落ち着いた感じがあります、多分それはスーパーチタニウムのちょっとトーンを抑えた色味がそう感じさせるのだと思います。

とにかく雰囲気が良い。もう、そのひと言。

これならビジネスシーンでもプライベートタイムでもシーンを選ばず使いやすいのは間違いありません。

出典：citizen.jp

■スペックもバランスが良い！

そして主なスペックはムーブメントは実用的なソーラー電波時計、素材は軽量なスーパーチタニウム、それにガラスは傷の付きにくいサファイアガラス。

さらに男性なら何となく欲しくなるクロノグラフ機能もついている。そして嬉しいのは夕方むくんだときに簡単にベルトサイズが調整できる機能の付いたバックル。などなど欲しいスペック全部入りって言っていいくらい実用性もめちゃくちゃ高い。

まぁ、でも優等生過ぎてキライって人もいるかも⁉

 

プロマスター『PMD56-2952』

次にご紹介するのはプロマスターのランドシリーズの『PMD56-2952』

出典：citizen.jp

このモデルはまだソーラー電波時計がほとんど無い時代からラインナップされていた、プロマスターランドシリーズの人気モデルの後継機種と言っていいスタンダードなスポーツモデルで、デザインのテイストやサイズ感などはそのままに、スペックをアップデートされながらモデルチェンジを続けている隠れたロングセラーモデルと言っていいでしょう。

トレッキングやアウトドアなどアクティブなシーンでもしっかり時刻が確認できることを重視した視認性の高い文字盤に、動きの邪魔にならない小ぶりなサイズ感など”本物感”や”ツール感”の高い腕時計なので、一度使うと「これ以外は考えられない」って人もいるかもしれません。

出典：citizen.jp

■スペックも造りもタフ！

スペックは現代的なソーラー電波時計となっているので使いやすさは抜群！それに軽量で堅牢なスーパーチタニウムのケースや、アウトドアでは絶大な安心感につながる20気圧防水。

サイズもやや小ぶりな幅39㎜となっているので動きの邪魔になることもありません。

タフで機能的、デザインはシンプル。大袈裟な広告などはしなくても常に一定数売れ続ける、そんな通好みな一本。

 

プロマスター『NB6021-17E』

この『NB6021-17E』はシチズンの過去のモデル、チャレンジダイバーをオマージュした腕時計。

出典：citizen.jp

そのチャレンジダイバーに面白いストーリーがあって、1983年にオーストラリアのロングリーフビーチでフジツボに覆われながらも動き続けているものが発見されたことで、フジツボダイバーとニックネームで呼ばれるようになっています。

・チャレンジダイバー（フジツボダイバー）

で、そのチャレンジダイバーを現代的にアップデートしたのがこの『NB6021-17E』なんですが、その面白いチャレンジダイバーのストーリーに負けないくらいの存在感のあるデザインになっているのがいいんです！

出典：citizen.jp

しかもスペックや素材をアップデートして使いやすさにもこだわってあるのも◎

とくに嬉しいのは時計本体の厚みを薄くして着用感をアップさせていること、ダイバーズウォッチを普段使いにしたいひとに向けてしっかりと考えられて作られているのも好感がもてます。

■大人がサラっと着けると凄く格好イイぞ！

ダイバーズウォッチでデカくて”いかにも本格ダイバーズ！”ってモデルも多いけど、このモデルは大人がサラっと着けて格好良く見える、そんな一本。

スタンダードなダイバーズデザインだけど、そのデザインにはフジツボダイバーのストーリーが隠れているのもマニア心をくすぐるところ。

しっかりと存在感はあるけど、イヤミもなくスマートなスタイルに仕上がっている良い腕時計。

 

シチズンコレクション『NB1050-59E』

次にご紹介するのはスタンダードって言葉がぴったりな一本のシチズンコレクション『NB1050-59E』です。

スマートなケースフォルムにシンプルな文字盤、そして嫌味のないスッキリデザインのメタルブレスとちょっと探してもなかなか無いくらいストレートなスタンダードウォッチ。

出典：citizen.jp

はじめての腕時計にも良いし、ちょっとモノにこだわりがある人への贈り物に選ぶのも良いと思います。

めちゃくちゃ普通な見た目なんだけどそれがこの腕時計の一番のポイントで、トレンドを追うことなく普遍的なスタイルなので一つのモノを大切に長く愛用したいって人にぴったりな一本。

サイズもやや小ぶりで着けるシーンとか着ける服装を選ばないのもいいところ。

めちゃくちゃ真面目っぽい雰囲気の腕時計だけど、裏スケになっていてちょっとした遊び心みたいな感じがあるのもいい。

出典：citizen.jp

■見た目は普通だけど8振動メカニカルムーブメントなのが◎

やっぱり嬉しいのはメカニカルウォッチってこと、しかも高精度な8振動ムーブメント搭載なのが嬉しい♪

着けていて密かに楽しい、そんな感じのする”分かる人には分かる”的な存在感がいいんです。

「ドヤ感のある派手な腕時計はちょっと飽きた」ってひとに超おすすめ。

 

FTS（ファイン・チューニング・サービス）

FTS（ファイン・チューニング・サービス）とは、最初にご紹介したロングセラーのアテッサAT8040を自分好みにカスタマイズできるCITIZEN公式のサービスのこと。

出典：citizen.jp

人気モデルのAT8040を自分好みにスタイルを変更できるので、人と被ることがほとんどないのがイイですよね！

アテッサって基本的にはビジネスシーンを意識してラインナップされているので、ちょい地味な感じがあるのですがベゼルをピンクゴールドや文字盤をブルーなど華やかなカラーにすることも可能。

出典：citizen.jp

さらにカラーリングだけでなくレザーストラップも選べるので、大人っぽくアテッサを楽しみたいって人にも刺さるサービスだと思います。

ちなみに私だったらシルバーケースにゴールドのベゼル、ブラウンの文字盤、それにちょっと遊び心でオレンジの秒針にしてストラップはダークブラウンこの組み合わせにしたいと考えています。

こうやって組み合わせを試すだけでもちょっとワクワクできるのがこのFTSのいいところ。

しかもシチズンが正規に行っているカスタマイズなので安心感も抜群！そう考えるとこの価格設定は割安だと思うんですよねー。

ただこのFTSの認知度がどれくらいあるかは不明。。。

■私ならこうカスタマイズしたい！

私ならケースはシルバーのままでベゼルをゴールド、文字盤をローステッドブラウンにして針もトーンを合わせてブラックにカスタマイズ。そして秒針をオレンジにしてちょっと遊び心をプラス。

ストラップは個人的に好きなブラウンレザーストラップに変更。

出典：citizen.jp

ちょっとコレは本当に欲しいかも♪

公式FTSページ：https://citizen.jp/fts/index.html

 

■内容は同じですが宜しければYouTube動画もチェックしてみてください。