2017年7月セイコーウオッチの意欲作
「ヒストリカルコレクション国産ファーストダイバーズ現代デザイン」が発売されました。
現代的アレンジデザインのSBDC051はベストダイバーズとして評価されるでしょうか?!
私はスーツにもカジュアルにも合わせやすそうなメタルブレスのSBDC051は長くラインナップされ、セイコーダイバーズの王道の定番時計になると思います。
なぜなら、とても綺麗な時計だからです!
本当に上手く現代的にアレンジされています。ダイバーズでありながらスマートなフォルムのマッチングが絶妙です。
時計好きから見たSBDC051
出典「SEIKO」
時計好きから見た細かなポイントを解説します。
デザイン
デザインは個人の好みに成りますが、非常に綺麗なデザインだと思います。
ーー文字盤
まず文字盤ではインデックスが細身のデザインとなり、空間ができた事によりオリジナルより奥行き感が出ています。
そして時針はダイバーズに多い幅広の矢印型(アロー)で印象的です。この時針があるだけで文字盤(フェイス)に躍動感が生まれています。
「参考写真:オリジナル」
出典「SEIKO」
ーー時計本体
ケースがまた素晴らしい!サイドから裏ぶたへの形状が最近のセイコーダイバーズのトレンドである”すり鉢状に絞り込むケースデザイン”で、薄く見えるのはもちろん手首を大きく曲げてもケースが当たらず着け心地もいいのです。
少し斜めから見たシルエットがとてもスマートであり、ダイバーズだけど優しい印象もあります。
さらにエッジは面取りがされてミラー仕上げで光沢感があり、スーツなどにも相性がよくなっているのも見逃せません。
ムーブメント
ーー6R15ムーブメント
セイコーのダイバーズウオッチには世界中にファンがいて、基本的にはマリーンマスターシリーズが一番人気なのですが、6R系ムーブを積んだ比較的安価な定番ダイバーズも人気があります。
この6R系ムーブは信頼性も耐久性も定評があります、またスペック以上の精度も期待できる名機なのです。スペック的には普通ですが、安定性が抜群によく個体差があまりない良いムーブメントです。
その他の特徴など
- ケースやブレスに「ダイヤシールド」が施してある
- カーブサファイアガラス採用
- 重さ189g(多少重め)
私はステンレスケースが重くて好きなのですが、ベルト調整前で189gは多少重めの時計になります。
購入前の試着時はベルトがダラッとして凄く重く感じると思いますが大丈夫です、適正サイズにベルト調整すれば重さはあまり感じません。
擦り傷が入りにくい「ダイヤシールド」ですが、私はダイバーズはツール時計だと思っているのでキズを気にしないので無くてもいいのですが、キズが付くのがイヤな人には嬉しい仕上げだと思います。
watch-mixの評価
ベストダイバーズといっても良いでしょう!
価格的にもメインにもサブにしても良い価格で、質感もムーブも納得のバランスです。サイズ感も大きすぎず、小さすぎずスーツでもTシャツでも似合います。
メタルブレスから革ベルトにしてもカッコいいと思います。
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