【迷っているなら買っちゃえ!】
一生モノの腕時計を探していて、SEIKOのマリーンマスタープロフェッショナルの愛称「ツナ缶」を買うかどうしようか迷っているひともいると思います。
そんなひとに向けて購入の背中を押そうと、私が10年愛用してみた長期レビューをしてみました。
基本的に褒めてばかりのレビューになりますが、サイズ感や着用イメージだけでも参考にしてみてください。
愛用モデル「SBBN017」
私が愛用しているのはSEIKOマリーンマスタープロフェッショナルSBBN017。このモデルはもう廃番になっていてデザインやガラスが小変更された後継モデルが販売されています。
上の写真が私が愛用しているツナ缶で、本来ウレタンベルトが付いているモデルなのですが購入してすぐにレザーストラップに交換してしまいました。
なので正確にはレザーストラップにカスタムしたツナ缶のレビューになります。
はじめに付けていたのはモレラートのWIDE(ワイド)という肉厚のレザーストラップだったのですが、質感も良く高級感もアップさせてくれるのでとても気に入っていました。
レザーストラップに交換したこともありプライベートタイムだけでなく、ジャケットスタイルやスーツにも合わせていてビジネスシーンにも普通に着けていました。
このツナ缶は”デカ厚な腕時計”ということで有名ですが、時計に興味がない人からはまったくと言っていいほど反応はありませんでした(笑)
時計に興味がない人には想像以上に目立たないみたいです…。
そして長年愛用して劣化が目立ってきたので新しいレザーストラップに交換しました。
ちなみに現在のレザーストラップはモレラートのDERAIN(ドラン)というモデルで、ビンテージ加工してありシックな雰囲気になっているのが気に入っている。
唯一無二な存在にこそ価値がある!
じっさいにツナ缶を愛用してみた感想は”まったく飽きが来ない”ってこと。
10年愛用しても着けるたびに「いい時計だなー♪」て惚れ惚れします。
もちろんスペック的にはこのツナ缶を超える時計はたくさんありますが、ケースを守る外胴プロテクターやクラシカルな趣の針の形状など唯一無二な存在感が本当にいいんです!
またロレックスやオメガみたいな”ドヤ感”がないのもいいところの一つ。
目立ちすぎることもなく、どんなシーンにも着けやすい。
「デカ厚時計は目立ちすぎるから使いにくかもしれない…」って心配しているひともいると思いますが、ツナ缶は文字盤デザインがシンプルなのとラグが短いこともあり腕に着けてしまえば悪目立ちはしないと思います。
着用感もいいんですよ!
このツナ缶のサイズは幅47.7mm×厚さ14.7mmで、数字でみるとめちゃくちゃデカ厚!!
やっぱり大きいことには間違いないのでワイシャツの袖口にも入らないし、横から見るとゴロっとした感じに見えますね。
でもレザーストラップに交換していることもあり着用感は上々なんです。
ウレタンバンドと違い、レザーが腕に馴染んでくると自然と腕に沿ってくれるのでゴロゴロ感がほとんどありません。
嫌いじゃなかったらレザーストラップに交換するのがおすすめ。
レザーストラップに交換するときに予算があればDバックルにしてみてください。着け外しがラクだしストラップも傷みにくく最高です。
長く愛用してみて気になったところ
やっぱり良いところばかりじゃなくて気になるところもあります。
一つはガラスがサファイアガラスじゃないところ。
現行モデルはサファイアガラスになっているのですが、私の愛用しているSBBN017は強化ガラスのハードレックスになっています。
今までは傷をつけたことがないので良いのですが「サファイアガラスだったらもっとガシガシ使えるのになー」と思ったり、「サファイアガラスだったらもっとクリアだし高級感あるのになー」って思ったりもします。
素直に現行モデルのサファイアガラスは羨ましい。。。
また現行モデルはケースに傷の付きにくい”ダイヤシールド”されているのも良いところですね。
私も大切に扱っていますが、ぶつけたり引っかけたりしたキズがあちこちにあります。
もう一つはちょっとグチになるのですが、SEIKOで電池交換をしたときに外胴プロテクターの六角ネジに傷が入って返ってきたこと!!
ビックカメラ経由でSEIKOのサービスセンターで電池交換したのですが、あとで気がついたのですが六角ネジの頭がわずかですが変形していたんです…。
ちょっとコレにはがっかりしました。
SEIKOも満足度を高めるなら商品性を高めるだけでなく、修理や電池交換などアフターサービスの質を高めることも大切だと思います。
まーグランドセイコーとかはやっているのでしょうが、普及価格帯の時計が本当に気に入ってSEIKOファンになりグランドセイコーを買うってひとも多いと思うのでサービスの改善も少しは考えて欲しいです。
これからも一生モノとして大切に愛用していきます!
時計好きとして何本も腕時計を持ってはいますが、やはり”一生モノ”と言えるのは数本だけ。
その一生モノとしてこれからもツナ缶を楽しもうと思っています。
機械式時計ではないのでオーバーホールがいつまでもできる訳ではないのですが、もう何十年も使われている信頼性の高い7C46ムーブメントなので安心♪
この7C46はSEIKOのレガシーみたいなムーブメントなので、あと何十年も修理対応してくれるはず。
さいごにひと言、「迷っているなら買っちゃえ!」
現在、購入可能な現行モデルはこちら
私が愛用しているのはSBBN017というモデルでもう廃番になっていて現在買えるモデルとしては「SBBN049」となります。
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