【半年に一度は革ベルトのメンテナンスを!】
シックな腕時計が好きでレザーストラップのモデルを選ぶひとも多いと思いますが、しっかりメンテナンスをしているひとは案外少ないのではないでしょうか。
腕時計は地肌に直接着けるアイテムなので、汗や汚れでシミになったりする恐れもあるのでときどきメンテナンスをすることをおすすめします。
今回はレザーストラップのお手入れ方法をご紹介します。
革ベルトのお手入れについて
腕時計の革ベルトは牛革やクロコダイル、オーストリッチなど様々ですが、お手入れの基本は綺麗なクロスでの乾拭きがおすすめ。
普段のお手入れなら、時計を外したときに汗やよごれを軽く拭いておくだけで十分。
肌があたる内側に汚れが目立つようでしたら、使い古しの歯ブラシなどでブラッシングしておきましょう。
注意することは汗や雨で革バンドが湿っているときは、拭くというより押さえるようにして水気をとるようにしてください。濡れた状態で革の表面をこするように拭くと革の色が落ちたり、革を傷める原因となります。
とくにブラウン系の革ベルトは色ムラやシミが目立ちやすいので注意が必要です。
革ベルトを長持ちさせるメンテナンス方法
腕時計の革ベルトは汗や雨で濡れては乾きを繰り返すとだんだんと固くなっていき、シワが深くなり最後は表面の革が破れてみすぼらしくなってしまいます。
そんな事にならないように時々はしっかりとメンテナンスをしましょう。
■季節の変わり目は軽く水拭きをしよう
日本の夏は湿度も高くレザー製品には大きな負担になることは間違いありません。夏が過ぎたら一度革ベルトのメンテナンスをしておきましょう。
腕時計の革ベルトは直接肌につけているので汗の塩分や皮脂汚れがつくだけでなく、台風やゲリラ豪雨などで濡れて乾いてを繰り返していて革から油分がなくなりカサカサになりやすいシーズンでもあります。
そんな状態のままにしていると劣化を早めたりカビやニオイの原因にもなるので季節の変わり目には軽く水拭きをしてから革に栄養補給をしてあげましょう。
まずは固く絞ったクロスでベルト表面をおさえるように汚れを取っていきます。拭くのではなく”汚れをクロスで吸い取る”ってイメージでベルト全体を掃除してください。
そして仕上げにアニリンカーフクリームで革に栄養補給をすればOK!
これだけで革ベルトがしっとりとして着けごこちも良くなります。
ただし、栄養の補給しすぎもカビの原因になるので革クリームでのメンテナンスは半年に一度くらいで十分です。
■汗や雨で濡れて革ベルトが黒くシミになり、乾いてもシミが残っている場合
夏場の汗やゲリラ豪雨などで気が付いたら革ベルトが黒くシミになり乾いても消えないってことがあります。
それは革ベルトについていた汚れが水分と一緒に革の内部までしみ込んでしまっているのが原因で、革の表面をいくら拭いてもとれません。
この場合は革ベルトがびしゃびしゃになるくらい水をかけて革の内部の汚れを散らしてしまえば目立たないようにすることができます。
できれば時計本体から革ベルトを外して数分間水に浸けるようにしてください。
革ベルト全体に水がしみ込んだら、キッチンペーパーや綺麗な布で押さえるようにして出来るだけ水気を取ってください。
ここで水気が多く残っていると乾きにくいだけでなく、ニオイの残る原因にもなるので注意してください。
直射日光は避け風通しの良いところで乾かしてください。
そして乾ききる直前にアニリンカーフクリーム(革用クリーム)を塗って革ベルトに栄養補給をしておきましょう。
ご注意!!
*濡れているときにコスって拭くと色ムラや革表面を傷める原因になります
*ドライヤーなどで急激に乾かすと革を傷める原因となるので絶対にやめましょう
*水洗い後は革クリームが必須!
【M.MOWBRAY】アニリンカーフクリームがおすすめ!
腕時計の革ベルトを長持ちさせるためにM.MOWBRAYのアニリンカーフクリームでのお手入れが超おすすめ!
このアニリンカーフクリームは汎用性がとても高く、革靴や財布だけでなくバッグやレザージャケットなど革製品全般に使用可能な栄養・保湿クリームとなっています。
無色なので革製品の色に関係なく使用でき、シミになることもありません。
また成分にロウが含まれているので拭きあげるとツヤが出るのも良いところ。
ご注意:爬虫類皮革(クロコダイル・リザード)などには適していません。
私はこのアニリンカーフクリームで革靴からスニーカー、レザーバッグやベルトなどほとんどの革製品をケアしています。
このアニリンカーフクリームが優秀なのは無色なので革の色を気にせず使えること、またデリケートなレザーにも使えるので革質などが判断できないような”素人が使いやすい”ってこと。
私も革製品については全くの素人なので何を選んでいいのか分からなかったので、靴の修理店で相談してこのアニリンカーフクリームをおすすめしてもらいました。
それぞれの革に適切なクリームはたくさんあるそうなのですが、ケアの方法を間違えるとシミを付ける可能性もありおすすめしないとのことでした。
時計好きなひとじゃないと腕時計の革ベルトをメンテナンスしようなんて思わないと思いますが、半年に一度くらい革に栄養を入れてあげるだけで長く愛用できるのでぜひ試してみてください。
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